
北海道の有名観光地・函館の人口が気になって調べてみました
北海道といえばいろいろな街が注目されることが多いですが、その中でも「函館」は特に知名度が高い場所ですよね✨
夜景、海鮮、坂のある街並み、温泉、異国情緒あふれる港町……どれをとっても観光客の心をつかむ魅力があります
そんな函館ですが、ふと「実際にはどれくらいの人が暮らしているのだろう?」と気になりました
観光で訪れたときは賑わいを感じる一方、生活という目線で見た人口はどう変化してきたのか、数字で知りたくなったのです
そこで、少しじっくり調べてみることにしました✍️
まずは最新の人口から。
2025年9月30日現在の函館市の人口は、233,613人です
一方、ちょうど10年前の2015年(平成27年)の人口は
271,132人 でした。
この間におよそ 37,500人ほど減少したことになります
日本全体が少子高齢化の時代を迎えている中、地方都市の多くで人口減少が進んでいますが、函館市も例外ではなく、長期的に人口が減っている状況です。
数字を比べてみると、
「観光地としては魅力があって人が多いイメージなのに、暮らす人の数は減っている」
という、少し切ない現実が浮かび上がってきます
では、どうして函館市の人口は減っているのでしょうか?
資料などを参照しながら、その背景も整理してみました
人口減少の主な要因
・出生数が減り、死亡数が増えている(少子高齢化)
・進学や就職を機に若い世代が市外へ移動する
・働き口の選択肢が限られ、都会へ出る人が多い
・産業構造が変化してきている
特に、
✅ 15~64歳の生産年齢人口の減少
✅ 65歳以上の高齢者人口の割合が年々増加
という変化は顕著で、地域の働き手が減り続けている状況が見て取れます
人口が減ると、
・学校の統廃合
・病院や商業施設の維持が難しくなる
・空き家増加
など、生活環境に直接影響が及ぶことも少なくありません。
ただ、これらの数字だけでは語りきれないのが函館の魅力です✨
函館といえば――
日本三大夜景のひとつ「函館山」からのきらめく夜景
石畳と坂道のあるロマンチックな旧市街
朝市で味わう新鮮な海の幸
赤レンガ倉庫街に漂う異国情緒
湯の川温泉でのんびりくつろぐ時間♨️
旅行者視点では「魅力の宝庫」なのです
人口が減っているからといって、
人の温かさが薄れるわけでも
街の美しさが色あせるわけでもありません。
むしろ、観光で訪れたときに感じる「居心地のよさ」というのは、
きっとそこに暮らす人々の穏やかな日常が積み重なっているからこそ生まれるものなのだと思います☺️
それでも、未来に向けて課題があるのは事実です
今後も人口減少が続くと推計されているため、
地域経済、社会インフラ、街の体力が試される時代に入っています。
✔ 若い世代が住み続けられる環境づくり
✔ 高齢化に対応した地域サービスの構築
✔ 観光資源を活かした持続的な街づくり
こうした取り組みが、これからの函館市にはますます重要になっていくと考えられます
そして、数字の裏にあるのは、
ひとりひとりが選んだ生活や人生。
人口は「人がどれだけいるか」というだけではなく、
その土地にどれだけの「暮らしの物語」があるかを映し出す鏡なのだとあらためて感じました✨
まとめます✍️
・2025年9月末の人口:233,613人
・2015年の人口:271,132人
・10年間の減少数:約37,500人
・少子高齢化と若者流出が顕著
・観光都市としての魅力は高く評価され続けている
函館がこれからどのような未来を描いていくのか、
その歩みを見守っていきたいと思います✨
今日も函館のどこかで、
潮風が吹き、港に波が寄せ、
人々の暮らしが静かに続いていきます