
旭川で過ごす冬は、確かに寒いけど、それでも意外と室内は暖かくて快適だったりするんですよね。でも、ふと考えてみたんです。「もっと北のまちって、一体どんな暮らしなんだろう?」って。
そこから始まった、私の“美深町(びふかちょう)”探訪。調べれば調べるほど、「え、こんな場所が、本当に日本にあるの?」と驚きと魅力でいっぱいになったので、今日はそのお話をちょっと深堀りしてみようと思います。
📍美深町ってどこにあるの?どうやって行くの?
まず、場所からいきましょう。
美深町は北海道の北部、いわゆる「道北」にあたる地域で、名寄市のさらに北。宗谷本線に沿って広がる町で、旭川から列車で約2時間半。車なら片道約2時間弱。
「え、それって遠くない?」と思ったあなた。わかります。私も最初はそう思った。でもね、“遠いからこそ、見えるもの・感じるものがある”ってこと、あなたもきっと知っているはずです。
美深駅に着いた瞬間、まず感じるのは“静けさ”。
駅から見える景色は、どこまでも広がる平原と森、そして遠くに構える山のシルエット。街中にいると忘れてしまう、空と大地と空気の一体感に「うわぁ…」とつい声が漏れるんですよね。
📊さて、気になる人口は?この数字が物語るもの
2025年11月1日現在の美深町の人口は、3,604人。
少ないですよね。でも、この数字には深い意味があるんです。
例えば平成27年(2015年)の人口は4,652人でしたから、この10年で約1,000人減少。
地方の人口減少問題は多くの町が抱える課題だけど、美深町を調べると「減ってるのに、どこか強さを感じる」という不思議な感覚が湧いてきます。
「少ないからこそできることがある」
「過疎化しても、コミュニティの温かさは失われない」
そんな雰囲気が、この町にはあるんですよね。
人口の減少を理由に町を悲観的に語るのではなく、現実を受け止めた上で「何ができるか」を考えている——そんな印象を、私は勝手に抱いてしまいました。
🌲美深町の魅力ってなに?一言では語れない深みがある!
美深町には、とにかく“自然”がある。しかも、“ただの自然”じゃなくて、深みのある自然。
山と森。
川と雪。
空気と静寂。
そんなシンプルな組み合わせなのに、何度見ても飽きない風景がそこにあります。
中でも印象的なのは、天塩川(てしおがわ)が町の中心を流れていること。
川の流れと雪景色の調和って、本当に言葉で表せないほど美しいんです。
「写真に撮りたい!」と思っても、実際に立って感じる空気の冷たさや水の音、空の透明さまでは、写真じゃ切り取れない。
この大自然に、胸がぎゅっとなる瞬間。でもそれが気持ちいい。
♨️そして外せないのが「びふか温泉」!
美深町の魅力は、自然だけじゃありません。ちゃんと“暮らせる”町としての名所もあるんです。
中でも有名なのが「びふか温泉」。温泉があるというだけで、心がふわっと温まるじゃないですか?
しかもこの温泉、なんとキャンプ場や湖畔が隣接しているんですよ。
夏はキャンプと温泉、冬は雪見風呂。
「なんて贅沢な時間の使い方!」って、笑ってしまうくらい理想的な休日が過ごせるんです。
🍽️食べ物の話をしないと終われませんよね?
美深町といえば…そう、チョウザメ!
キャビアで有名な魚ですが、美深町では養殖が盛んに行われていて、肉そのものも食べられるんです。
白身で淡白な味わい、クセがなくて食べやすいらしいんですが、「チョウザメ食べたよ」ってサラッと言えるだけで、なんか自慢したくなりません?笑
そして忘れてはいけないのが大豆製品や乳製品。
この地域、実は豆腐やチーズ、ヨーグルトの質が高いんです。
「地元のスーパーに売ってる普通の牛乳を飲んで感動した」なんて話もあるとか。
そんな美深の食文化は“素朴なんだけど、丁寧で豊か”。心が欲している贅沢って、まさにこれなのかもしれませんね。
🏠移住という選択肢を考えたくなる町、それが美深
美深町には、実は移住希望者にも嬉しい支援があるんです。住宅支援制度や空き家候補地の提供など、田舎暮らしに興味のある人にはかなり手厚い仕組みが整っているんですよ。
「のんびり暮らしたい」「子育てを自然の中でしたい」「仕事はネットでできるから場所を選ばない」
そういう人にとって、美深町ってすごく“アリ”な場所だと思うんです。
自然に囲まれながら、仕事はリモートで、休みはスキーにキャンプ。現実的に考えても、ちょっと魅力的じゃないですか?
✨じつはこんな声も聞くんです
「美深って、すごく静かだけど、心が元気になる」
「人が少ないのに、人の温度が感じられる」
「北海道にこんな場所があったんだって思った」
観光でも、暮らしでも、美深町はきっとあなたの中に何かを残してくれる。
寒さも、静けさも、雪の重さも、地元の人の優しさも。
全部をひっくるめて、美深町なんですよね。
📬さて、あなたはどっち派?
「雪原を歩いて星を見たい派」?
「温泉でぬくぬくしたまま一生動きたくない派」?
どっちも最高だし、どっちも美深ならではの魅力。
そんな美深町の“深さ”にハマってしまったら、ぜひ現地で味わってみてください。
人口3,604人の静かな町で、あなたにだけ届くしずかな時間が、きっと待っています❄️🌌
あなたの“わかる〜!”や“気になる〜!”をぜひ聞かせてください。
それだけで、今日の美深町の風景が少し近づく気がします。