ある日、ふと気になった。
「根室って今、どれくらい人いるんだろう?」
いや、別に特別な理由があったわけじゃないんです。
ただ、なんとなく――ほんと、なんとなく。
テレビで秋刀魚が映ってて、「ああ、根室の秋刀魚うまいよなぁ」と思って。
で、調べたんです。
ググッたんです。
そしたらですね……
2025年12月1日現在、
根室市の人口、22,016人。
えっ!?
……いや、ちょっと減りすぎじゃない?
「たしか昔、もっといたよな?」って思って、もう少し掘ってみたら、
平成27年、つまり2015年は27,629人。
10年で5,613人も減ってる……😳
ほぼ旭川の中規模小学校がまるっと消えたような感じですよ。
いや、うちの近所のコンビニよりも見かける人少ないんじゃ……
さて、そもそも根室ってどこ?
この場を借りて、軽く地理の授業をしてみよう。
根室市は、北海道の「一番はじっこ」にあります。
はじっこってどっちかというと、東の方。
そう、めちゃくちゃ東の端っこです。
日本本土で最東端の町なんです。
朝日が日本で一番早く見える場所とも言われてます🌅
海に囲まれていて、野付半島とか納沙布岬とか、風情ある名前の観光地もある。
本州の人がイメージする「北海道の果て」って感じ、たぶんドンピシャ。
ただ、旭川からは……とにかく遠い。
車で行こうもんなら、500km以上。
東京〜大阪より遠いんです。
同じ道民だけど、実は会ったことない人がほとんどっていう……💧
じゃあ、なんで人口が減ってるのか?
これ、割と深刻な話です。
根室市は漁業の町。
秋刀魚、昆布、ホッケ、ウニ……
魚介の宝庫なんですよ🐟
でも、漁獲量が年々減ってる。
秋刀魚なんて「どこいった?」ってくらい取れなくなってるらしい。
それに加えて、仕事も少ない。
若い人は札幌や本州へ出ちゃう。
それ、わかる。僕だって、もし高校時代に「東京行くか?」って聞かれたら、秒速で「YES」って言ってたと思う。
寒いし、雪は多いし、風も強い。
それでも魚介類は美味いんだけど、それだけじゃ人は残らない。
ちょっと自分の話をすると…
僕は旭川で生まれ育って、今も住んでるけど、
正直言うと「根室?遠いし、あんま行かないなぁ〜」って思ってた。
でもね、こうやって人口データを見て、ちょっと心が痛んだんですよ。
「北海道って、広いけど、どこも縮んでってるな」って。
旭川も例外じゃない。
駅前のデパートが閉店して、中心部がちょっと寂しくなって、
気づけば知らないうちに近所のパン屋さんもなくなってて。
根室の話を他人事みたいに見てたけど、
たぶん、どこかで自分の未来を見てたんだと思う。
じゃあ、希望はないのか?
いや、そんなことはない。
根室には魅力がある。間違いなく。
まず、食い物がうまい。これは声を大にして言いたい。
花咲ガニなんて、人生で初めて食べたとき「これ、ほんとにカニ?」って驚いた。
甘いし、濃いし、手が止まらない🦀
あとは景色がいい。
知床の近くだから、自然がそのまんま残ってる。
野生のキツネと遭遇するのも、別に珍しくないらしい。
そして、人が温かい。
これはどこの田舎もそうかもしれないけど、根室の人は特に「筋が通ってる」感じがする。
飾らない、気取らない、でも芯がある。
そんな人たちが支えてる町。
たぶん、これからも人口は減ると思う。
でも、それって「終わる」って意味じゃない。
「縮む」ってだけの話。
逆に言えば、今が“残すべきものを選ぶ”タイミングなんだと思う。
若い人がいないなら、どうやって戻すか。
戻らないなら、どうやって新しい人を呼び込むか。
呼び込めないなら、どうやって“今いる人”が心地よく生きられるか。
町のあり方、暮らしの形、働き方――
全部、考え直すチャンスなんじゃないかなって。
最後に。
根室の人口が気になって、調べただけのつもりだったけど、
思ったよりも自分に刺さるテーマでした。
遠くの町の話なのに、どこか自分の住む町と重なる部分があって。
いや、そもそも北海道全体が、そういう状況なのかもしれない。
このままだと、気づいた時には
「昔あった町」になっちゃうかもしれない。
それ、ちょっと寂しいじゃないですか。
せっかく同じ空の下、広い北海道に住んでるんだから――
たまには「根室のこと」、思い出してみませんか?😊